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プロフィール
登録日: 2020年4月16日
記事 (54)
2026年7月12日 ∙ 2 分
将棋のコツと病気を治すコツすごく似てるんです。人生もかな。
将棋でその昔一世を風靡した羽生善治さんが「将棋はミスをしない方が勝つゲーム」と言いました。 お互いが完璧な、最善の手を指し続けている限り、勝負はつきません。どちらかが焦ったり、見落としたり、ほんの小さな「悪手(ミス)」を指した瞬間から、一気に形勢が傾いていく。つまり、自分から派手な勝ちにいくというよりは、失敗を重ねなかった方が最終的に勝つゲームなのです。 実は私、最近将棋にハマり出しまして。と言っても全然弱くてようやく2級になったところなんですが、失敗しない格上相手には全く歯が立ちません。盤に向かうたび、この「ミスをしないこと」の難しさと重みを身に染みて感じています。 日々の治療や、私たちの人生もこれに本当によく似た所があると思うのです。 「一発逆転のすごい裏ワザ」を狙おうとするときほど、人は足元をすくわれがちです。 体調を崩したときに派手な健康法に飛びついたり、人生の岐路でギャンブルのような選択をしたり。そうやって無理に「強い一手」を指そうとする時ほど、大きな失敗のリスクが潜んでいます。 大切なのは、劇的な奇策を探すことではありません。...
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2026年6月29日 ∙ 2 分
ネット検索は、自分のバイアスを強化するだけの鏡。
「少し体調が悪いな」と感じたとき、あるいはもらった薬に疑問を持ったとき、スマホで検索することってありますよね。 けれど、ネット検索は時として、自分の不安をいたずらに膨らませるだけの「偏った鏡」になってしまいます。 ここで言う「バイアス」とは、簡単にいうと「自分の思い込み」や「心の偏り」のことです。人間はだれしも、無意識のうちに「自分が信じたい情報」ばかりを集めて、安心したり納得したりしてしまうクセを持っています。 例えば、新しい薬を飲むとき、副作用が心配で検索をかけるとします。すると画面には、まるでその恐ろしい症状が今すぐ自分の身に起きるかのような情報ばかりが目に飛び込んできます。逆に、効果ばかりを期待して検索すれば、今度は良いことばかりが書かれた情報が集まります。 ネットの海から引き出される情報は、あなたの頭の中にある「心配」や「期待」という思い込み(バイアス)をどんどん強くするだけで、客観的な事実にはなかなか辿り着けません。 だからこそ、ひとりでネットで検索して悩むのはやめて、できればこちらに直接聞いてほしいのです。 検索画面と向き合って、一人で不安を大きくしていく必要はあり...
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2026年6月15日 ∙ 2 分
余裕がなくなった時、私は紙に書き出す。
「なんだか最近、心に余裕がない」 「やることが多すぎて、何から手をつけていいか分からない」 そうやって頭の中がモヤモヤとした焦りで満杯になってしまった時、私は白い紙とペンを取り出します。そして、頭の中にあるものをすべて、紙の上に書き出してみるんです。 今抱えている問題。 やらなくちゃいけないこと。 それらをただ羅列するだけでなく、紙の上で整理していきます。 「人生の中で、本当に優先順位の高いものは何か」 「これは急ぎだけど、実は重要じゃないものだな」 「逆に、急ぎではないけれど、自分の将来のために絶対に外せない重要なことは何か」 頭の中だけで考えていると、人間は同じ不安やタスクの周りをぐるぐるとループしてしまいます。小さな問題が、まるで巨大な壁のように思えてきて、パニックになってしまうこともあります。 けれど、不思議なことに、それらを一度「紙に書き出す」だけで、世界の見え方はガラリと変わります。 紙に書くことは、単なるタスクの管理ではありません。 それは、感情に呑まれそうな自分を客観的に見るための「判断の補助」です。 目の前の細かな「急ぎの用事」に振り回されそうになる自分を食い止...
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心と体の診療所 おくだクリニック
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