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院長ブログ

余裕がなくなった時、私は紙に書き出す。

「なんだか最近、心に余裕がない」 「やることが多すぎて、何から手をつけていいか分からない」 そうやって頭の中がモヤモヤとした焦りで満杯になってしまった時、私は白い紙とペンを取り出します。そして、頭の中にあるものをすべて、紙の上に書き出してみるんです。 今抱えている問題。 やらなくちゃいけないこと。 それらをただ羅列するだけでなく、紙の上で整理していきます。 「人生の中で、本当に優先順位の高いものは何か」 「これは急ぎだけど、実は重要じゃないものだな」 「逆に、急ぎではないけれど、自分の将来のために絶対に外せない重要なことは何か」 頭の中だけで考えていると、人間は同じ不安やタスクの周りをぐるぐるとループしてしまいます。小さな問題が、まるで巨大な壁のように思えてきて、パニックになってしまうこともあります。 けれど、不思議なことに、それらを一度「紙に書き出す」だけで、世界の見え方はガラリと変わります。 紙に書くことは、単なるタスクの管理ではありません。 それは、感情に呑まれそうな自分を客観的に見るための「判断の補助」です。 目の前の細かな「急ぎの用事」

本当の強さの見つけ方。自信と不安の狭間で、私たちは「私」になっていく

世間が言う「強い人」とは、どんな人でしょうか。 決して弱音を吐かず、どんな困難も平然と乗り越える人。 いつの間にか、そんな「完璧な強さ」を理想に掲げ、そうあれない自分を責めてしまいがちです。しかし、無理に強い仮面を被っている時ほど、心は脆いと思います。 本当の強さとは、真逆のところにあります。 強さとは、弱さを認められること。 「自分にはこれができない」「今、とても不安だ」 そうやって自分の未熟さを丸ごと受け入れること。それには、強がるよりもずっと大きな勇気が必要です。けれど、弱さを認められた瞬間、人は重い鎧を脱ぎ捨て、しなやかで本当に折れない強さを手に入れることができます。 では、その先でどうやって「自分らしさ」を見つけていくのか。 私は、アイデンティティは自信と不安の狭間で育まれるものだと思っています。 「自分ならできる」という自信と、「本当に大丈夫か」という不安。 この2つの感情のせめぎ合いの中で、私たちは生きています。 どちらか片方だけでは、人は進めません。 「いけるかも」と「怖い」の間で揺れ動き、葛藤するプロセスそのものが、唯一無二のア

【格言シリーズ】余裕は明日に取っておく ―― 良い循環の作り方

数ヶ月もの間、ブログの更新が止まっておりましたが、熱心に読んでくださる方の存在に勇気づけられ、久しぶりに「格言シリーズ」を再開します。 今回は、私自身の最近の体験談です。 近頃、精魂尽き果ててしまうほどの疲労に襲われることがありました。 そんな中、3月の晴天が続いたある日のこと。夜8時という、いつもよりずっと早い時間に床に就きました。 10時間ほど泥のように眠ったでしょうか。 翌朝は6時前にすっきりと目が覚め、普段は食べない朝食を摂り、いつもより20分早く出勤しました。 すると、驚くような変化がありました。 日中、珍しく休憩を挟まなくても、気がつけば夕方になっていたのです。頭の回転も速く、自分の調子の良さを肌で実感する一日でした。帰宅後も「まだ何か作業ができそうだ」という気力さえ残っています。 その時、日頃から患者さんにお伝えしている助言をふと思い出しました 「余力を残して翌日を迎えなさい。明日が今日より良くなるように」 勢いに任せて夜更かしせず、早めに眠気が訪れたところで、その日は早々に休みました。 翌日がどうなったかは、言うまでもありません。

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