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将棋のコツと病気を治すコツすごく似てるんです。人生もかな。

将棋でその昔一世を風靡した羽生善治さんが「将棋はミスをしない方が勝つゲーム」と言いました。


お互いが完璧な、最善の手を指し続けている限り、勝負はつきません。どちらかが焦ったり、見落としたり、ほんの小さな「悪手(ミス)」を指した瞬間から、一気に形勢が傾いていく。つまり、自分から派手な勝ちにいくというよりは、失敗を重ねなかった方が最終的に勝つゲームなのです。


実は私、最近将棋にハマり出しまして。と言っても全然弱くてようやく2級になったところなんですが、失敗しない格上相手には全く歯が立ちません。盤に向かうたび、この「ミスをしないこと」の難しさと重みを身に染みて感じています。


日々の治療や、私たちの人生もこれに本当によく似た所があると思うのです。


「一発逆転のすごい裏ワザ」を狙おうとするときほど、人は足元をすくわれがちです。

体調を崩したときに派手な健康法に飛びついたり、人生の岐路でギャンブルのような選択をしたり。そうやって無理に「強い一手」を指そうとする時ほど、大きな失敗のリスクが潜んでいます。

大切なのは、劇的な奇策を探すことではありません。


体調が悪いなら、まずはしっかり休む、規則正しい生活を送る、基本の薬を忘れない。

人生の選択に迷ったら、まずは自分の軸を確かめ、危ない橋を渡らない。

そんな「当たり前の、失敗しない選択」をひとつずつ積み重ねていくこと。

派手さはなくても、じっと盤面を見つめて着実な歩を進めていく。

治療も人生も、その地道さの先にこそ、本当の安定と穏やかなゴールが待っているのだと思います。


というわけでみんな、焦っちゃダメ!

 
 
 

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