top of page

ネット検索は、自分のバイアスを強化するだけの鏡。

「少し体調が悪いな」と感じたとき、あるいはもらった薬に疑問を持ったとき、スマホで検索することってありますよね。

けれど、ネット検索は時として、自分の不安をいたずらに膨らませるだけの「偏った鏡」になってしまいます。

ここで言う「バイアス」とは、簡単にいうと「自分の思い込み」や「心の偏り」のことです。人間はだれしも、無意識のうちに「自分が信じたい情報」ばかりを集めて、安心したり納得したりしてしまうクセを持っています。

例えば、新しい薬を飲むとき、副作用が心配で検索をかけるとします。すると画面には、まるでその恐ろしい症状が今すぐ自分の身に起きるかのような情報ばかりが目に飛び込んできます。逆に、効果ばかりを期待して検索すれば、今度は良いことばかりが書かれた情報が集まります。

ネットの海から引き出される情報は、あなたの頭の中にある「心配」や「期待」という思い込み(バイアス)をどんどん強くするだけで、客観的な事実にはなかなか辿り着けません。

だからこそ、ひとりでネットで検索して悩むのはやめて、できればこちらに直接聞いてほしいのです。

検索画面と向き合って、一人で不安を大きくしていく必要はありません。

また、最近はとっても優秀なAIがありますよね。

色々と相談するのにすごく役に立つと思うのですが、もし使うなら、

「中立な立場で答えてください」

というプロンプト(指示の言葉)を入れることをお勧めします。AIもこちらの聞き方次第で答えが変わることがあるので、この一言があるだけで、偏りのない客観的なアドバイスを返してくれやすくなります。

不安に思って検索するのはやめておく。

この方が健康的ですよ。

 
 
 

最新記事

すべて表示
変わりたい?いやいや、今を受容する方がよっぽど重要ですよ。

「自分を変えたい」「もっと違う自分になりたい」 本を開けば自己啓発の言葉が並び、ネットを見ればキラキラした他人の姿が目に飛び込んでくる現代。そんな風に焦って「変わりたい」と願う人は少なくありません。 けれど、ちょっと待ってください。無理に変わろうとするよりも、まず「今の自分を受容する(受け入れる)」ことの方が、よっぽど重要ですよ。 「変わりたい」という強い思いの裏には、往々にして「今の自分はダメだ

 
 
 
将棋のコツと病気を治すコツすごく似てるんです。人生もかな。

将棋でその昔一世を風靡した羽生善治さんが「将棋はミスをしない方が勝つゲーム」と言いました。 お互いが完璧な、最善の手を指し続けている限り、勝負はつきません。どちらかが焦ったり、見落としたり、ほんの小さな「悪手(ミス)」を指した瞬間から、一気に形勢が傾いていく。つまり、自分から派手な勝ちにいくというよりは、失敗を重ねなかった方が最終的に勝つゲームなのです。 実は私、最近将棋にハマり出しまして。と言っ

 
 
 
余裕がなくなった時、私は紙に書き出す。

「なんだか最近、心に余裕がない」 「やることが多すぎて、何から手をつけていいか分からない」 そうやって頭の中がモヤモヤとした焦りで満杯になってしまった時、私は白い紙とペンを取り出します。そして、頭の中にあるものをすべて、紙の上に書き出してみるんです。 今抱えている問題。 やらなくちゃいけないこと。 それらをただ羅列するだけでなく、紙の上で整理していきます。 「人生の中で、本当に優先順位の高いものは

 
 
 

コメント


bottom of page