ネット検索は、自分のバイアスを強化するだけの鏡。
- 心と体の診療所 おくだクリニック

- 2 日前
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「少し体調が悪いな」と感じたとき、あるいはもらった薬に疑問を持ったとき、スマホで検索することってありますよね。
けれど、ネット検索は時として、自分の不安をいたずらに膨らませるだけの「偏った鏡」になってしまいます。
ここで言う「バイアス」とは、簡単にいうと「自分の思い込み」や「心の偏り」のことです。人間はだれしも、無意識のうちに「自分が信じたい情報」ばかりを集めて、安心したり納得したりしてしまうクセを持っています。
例えば、新しい薬を飲むとき、副作用が心配で検索をかけるとします。すると画面には、まるでその恐ろしい症状が今すぐ自分の身に起きるかのような情報ばかりが目に飛び込んできます。逆に、効果ばかりを期待して検索すれば、今度は良いことばかりが書かれた情報が集まります。
ネットの海から引き出される情報は、あなたの頭の中にある「心配」や「期待」という思い込み(バイアス)をどんどん強くするだけで、客観的な事実にはなかなか辿り着けません。
だからこそ、ひとりでネットで検索して悩むのはやめて、できればこちらに直接聞いてほしいのです。
検索画面と向き合って、一人で不安を大きくしていく必要はありません。
また、最近はとっても優秀なAIがありますよね。
色々と相談するのにすごく役に立つと思うのですが、もし使うなら、
「中立な立場で答えてください」
というプロンプト(指示の言葉)を入れることをお勧めします。AIもこちらの聞き方次第で答えが変わることがあるので、この一言があるだけで、偏りのない客観的なアドバイスを返してくれやすくなります。
不安に思って検索するのはやめておく。
この方が健康的ですよ。

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